バリ・ガムラン講師紹介
皆川厚一(みながわ こういち)
ガムラン演奏家。1955年生まれ。 東京藝術
大学大学院音楽研究科修士課程修了。 1983年~85年文部省(現文科省)アジア諸国派遣留学生として、 インドネシア国立芸術アカデミー(現インドネシア国立芸術大学)デンパサール校に留学。 現在、神田外語大学、東京藝術大学音楽学部非常勤講師。 1985年よりバリの芸能を広く紹介するために「バリガムラン シダカルヤ」を設立。 2005年より、東京(日本)に於けるバリ芸能の紹介と、新たな音楽シーン作りの為に「東京ガムラン計画」を進行中。 「シダカルヤの東京ガムラン計画」
著書:「ガムラン武者修行~音の宝島バリ暮らし~」パルコ出版
CD:「バリの夜はあなたに語りかける」シダカルヤレコード
講師からひとこと・・・ バリの楽しみ:隠れたガムランの達人に出会うこと、美味しいバビ・グリンの探索、自然音の録音
梅田英春(うめだ ひではる)
バリのワヤンの人形遣い(ダラン)、ガムラン奏者。 総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程単位取得退学。 1986年~1988年に現在のインドネシア芸術大学デンパサール校、 影絵芝居専攻に留学。 2003年ライデン大学客員研究員 現在、静岡文化芸術大学 文化政策学部教授(音楽学)。 バリ島のワヤンとガムランをこよなく愛する。 1999年に沖縄に活動拠点を移した後も、「非常勤講師」としてガムランの指導を続ける。 現在は、小型のガムラン編成「ガムラン・アンクルン」の指導が中心。 日本語でバリのワヤンが出来るただ一人のダランとして活躍中。
講師からひとこと・・・ 年を重ねると、ガムラン・アンクルンの良さがわかります。 「小さくて運ぶのが楽」というのも大事ですけれど、やはり四つの音だけで奏でられる不思議な旋律に魅了されるのです。
櫻田素子(さくらだ もとこ)
ガムラン奏者。横浜生まれ。 国立音楽大学卒、日本児童育成協会「こどもの城」を経てフリーランスに。 バリ・ガムランの音色に嵌まって○○年。 年に数回、バリ通い。 バリ州芸術祭参加オリジナル作品発表(2001年、2005年) 保育士・幼稚園教諭など指導者向け講習会講師担当。 芸術教育研究所客員研究員。芸術教育の会理事。 「バリの」ガムランを愛するのみならず、「日本の」現在形のガムランも追求し、ガムラン音楽の創作・発表、ライブ、ワークショップに打ち込む。 ガムラン・グループ「Terang Bulan」主宰 http://www.yk.rim.or.jp/~onmoto/
CD:「ASIAN MUSE~亜細亜的女神」(東芝EMI) に作品収録
著書:「ワクワク音あそび・リズムあそび」黎明書房
講師からひとこと・・・ いろんなガムラン大好きですけど、特に丸い形のものがよいです。
城島茂樹(しろしま しげき)
1991年よりバリガムラン(ゴン・クビャール)を久保純子、梅田英春、皆川厚一氏に師事。 1993年よりガムラン・スマルプグリンガンに手を染める。 1994年よりバリ島にてグンデルワヤンを故イ・ワヤン・ロチェン師およびイ・ワヤン・コノラン師に習い始める。 グンデルワヤングループ「パドマ」のメンバーとしてライブ活動などを行っている。 その他コンサートや出前演奏の経験は大小さまざま。
講師からひとこと・・・ ガムラン・チルボンやジャワ・ガムランにも(一度だけ)顔を出す節操のなさがあったが、近年は自制してたびたびバリ島を訪れ研鑽に勤めています。
増野亜子(ましの あこ)
東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程単位習得退学(比較文化学専攻) 1993年~1995年インドネシア芸術大学デンパサール校影絵芝居専攻に留学。 現在、東京藝術大学、国立音楽大学、亜細亜大学他非常勤講師。 東京藝術大学在学中にガムランを学び始める。 帰国後も毎年せっせとバリへ通い腕を磨いている。 得意技は2本撥のグンデルだが、最近は太鼓腕も鍛えている。 GenderWayangの演奏グループ「パドマ」主宰。 http://www.geocities.jp/genderpadma/
著書:オルフェ・ライブラリー「声の世界を旅する」音楽之友社
講師からひとこと・・・ バラがなくても生きていけるがガムランがないと生きていけない重度の依存症です。
渡辺泰子(やっちゃん)
1969年 8月26日福島県生まれ 1992年国立音楽大学卒。 在学中友人の誘いで何となく始めたが、即効ガムランにハマる。 梅田英春氏に育てて頂き、その後も数えきれない方々からたくさんのモノを頂き今に至る。 自分なりの解釈ではあるが、バリ舞踊(少しだけ踊れる)・演奏時の身体の感じ方等を含めた講座を進めていきたい。
講師からひとこと・・・短歌調で 〈ガムランの うっとりポイント たくさんの 心と心 目と目が合うとき〉
I Putu Gede Setiawan(イ プトゥ グデ スティアワン)
バリ島Badung県Munggu村出身。 2002年STSIデンパサール音楽科卒業。 1997年、2000年、卒業制作のための曲を依頼され作曲。 2001年自らの卒業制作”Sekarat”作曲。2001年Jakartaで開催されたInternational Art Summit 3rdに参加。 2003年10月来日、ここから、いろんな所で、いろんな人たちと一緒にガムランを演奏しました。 ゴング・クビャールの他、ガムラン・アンクルン、スマルプグリンガン、スリン&ルバブ他を指導。 レパートリーはオールマイティー。 http://putu-colax.webs.com
講師からひとこと・・・ ガムランを教えたり、演奏したり、飲んだりしました。 マスマス!!
鈴木良枝(すずき よしえ)
沖縄県立芸術大学大学院音楽芸術研究科修了、同大学院芸術文化学研究科(後期博士課程)修了。博士(芸術)。専門は民族音楽学、研究テーマはバリのガムラン音楽の演奏様式。2002年から2004年までインドネシア芸術大学デンパサール校伝統音楽学科に留学し、帰国後もガムラン音楽の演奏活動と調査研究を続け、現在に至る。
講師からひとこと・・・
バリ舞踊講師紹介
車田れい子(くるまた れいこ)
多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科卒業 1994年より、インドネシア・バリ島へ長期で渡り、本格的にバリ舞踊修得に励む。 Ni Komang Bintang Sarini氏、 Ni Komang Ariningsih氏姉妹に師事。 以降、様々な踊り手にに師事し、日本とバリ島を行き来しながら、寺院への奉納などを重ね、造詣を深める。 1995年、ジャワ島にて開かれた『ガムラン・インターナショナルフェスティバル』に、日本のガムラングループ『スカルジュプン』の踊り手として参加。 2000年、バリ島での『バリ・アートフェスティバル(PKB)』 に、スカルジュプンの踊り手として参加。
講師からひとこと・・・ オダラン(寺院のお祭り)などで、気持ちの真っ直ぐな子供の踊りを見たり、遠くの地方の村などで、味のある忘れられないような踊り手さんに出会ったり、気持ちをひきつけられるようなクンダン(太鼓)の音・ガムランの演奏に、思いがけず出会えたりするのが、とても好きです。オダランは、そんな発見がある機会。やはり生で見なければ!!これだから、何度バリ行っても終わりがありません(笑)。
安田冴(やすだ さえ)
2010年度より2年間、インドネシア政府奨学金留学生(ダルマシスワ)として、インドネシア芸術大学・デンパサール校舞踊科に留学。 主に、イ・グスティ・アグン・マス・スシラワティ女史にバリ舞踊の基本となるレゴンなどの女性舞踊を、イ・マデ・ステジャ氏にバリスやジャウクなどの男性舞踊を師事し、日々鍛錬を重ねる。 現在、音の森ガムラン・スタジオ「バリ舞踊月一回講座 Rejang Dewa~ルジャン・デワ~」「こどものガムラン講座」で踊りを教えている。
http://blog.livedoor.jp/sae_yasuda/
大野里美(おおの さとみ)
初めての海外旅行で訪れたバリ島で観たバリ舞踊に魅せられ、2007年からバリ舞踊を習い始める。2010年から2年間、インドネシア政府奨学金留学生としてインドネシア国立芸術大学舞踊家に留学。師匠の家にホームステイをしながら各地のバリ舞踊家に師事し、日々の生活や宗教儀礼の一部になっているバリ島芸能の身近さと奥深さを学ぶ。2012年・2013年と、バリ島芸術祭(PKB)に参加。現在、音の森ガムラン・スタジオ「バリ舞踊・経験者のための基礎力アップ講座〜パニャンブラマ編〜」講師。
講師よりひとこと・・・たとえ大変な事があっても疲れていても、踊っている間のただひとつ一点だけを考えていられる数分間は、究極の癒しの時間だと思っています。踊る人数が増えて目が合ったり演奏との空気が合った瞬間は、癒しを越えた贅沢な時間です!だからずっと踊っていたくなります。